身の回りを見渡してみると、専門用語をお客様に当たり前のように使っている方、多いようですね。
私は、税理士の資格以外にシスアドという資格(いわゆるコンピュータ廻りのアドバイザーの資格で、一般の方より多分ちょっとだけコンピュータのについては詳しいと思います。)を持っています。
かつて私が事務所のホームページ作りに関与していたので、ある質問をホームページ運営会社の担当の方にしました。
質問の内容はちょっと専門的ですが、その回答をもらっても(もちろんメールですが)回答の内容は意味不明でわかりませんでした。
そこで同じような趣旨の質問をまた別の角度からして、また回答をもらって。そんなことを数回繰り返しました。
ただ結局何回繰り返しても私の疑問は解決できませんでした。
回答の内容があまりにも専門的で私の知識では理解不能でした。
シスアドという資格をもっている私がわからないのですから一般の方には絶対わからなかったと思います。
残念ながら、専門用語の羅列で意味不明の回答しかできないのは、回答する側に問題があるのではないでしょうか。
会計事務所には様々な専門用語があります。
「確申」「納特」「年調」「借方」「流動資産」「還付」等。
ただ、これはあくまでも会計業界でのみ通じる専門用語でお客様の前では原則として使ってはいけないと思います。
私の経験では簿記3級の資格を取ったばかりの人程、タチが悪いですようです。
本当に簿記を理解している人は「借方」という単語は、簿記を知っている人以外には使用しません。
なぜならそれは会計上の専門用語だからです。
「借方」という単語は簿記を知っている人なら当たり前にイメージできますが、知らない人には外国語以上に難しい単語です。
ただ、それを「左側」と表現すれば(結局そういう意味でしかないわけですから)小学生以上であればだれでもイメージできます。
中にはわざと会話の中に専門用語を織り交ぜて話したがる人がいますが、それは自分の無知をひけらかしているようなもので、ちょっと困ったものですね。
「専門用語は社内だけで。」専門家は常にこのことを肝に銘じておく必要があると思います。










