最近兵法を少しだけ勉強し始めました。
今から、約2500年前に書かれたものですが、現在においても全く陳腐化していない事にある意味感慨を覚えています。
その中で、以下の様な文面があります。
「将ハ国ノ輔(ホ)ナリ。輔周ナレバ則チ国必ズ強ク、輔隙(ゲキ)アレバ則チ国必ズ弱シ」
(将軍というのは、君主の補佐役である。補佐役と君主の関係が親密であれば、国は必ず強大となる。逆に、両者の関係がギクシャクすれば、国は弱体化する。)
また、トップの口出しの有害な例として兵法では具体的に以下の様な事例を上げています。
①進むべきときではないのに進撃を命じ、退くべきときではないのに退却を命じる場合
②軍内部の実情を知りもしないで、軍政に干渉する場合
③指揮系統を無視して、軍令に干渉する場合
要するに、トップと補佐役の関係では、トップが太っ腹であること、補佐役が有能であること、そして両者が深い信頼関係で結ばれていることが重要です。
最近大河ドラマの「天地人」を見終わりましたが、トップと補佐役の関係で 上杉景勝と直江兼継はまさにいい例だと思います。
上杉景勝は上杉謙信の甥ではっきりいって、謙信に比べたら能力はあまり高くなかったようです。
ただ、直江兼継に対して絶大な信頼をし、藩内部のこと、外部との交渉事すべてを任せました。
いわゆる太っ腹ですね。
職業がらいろいろな会社の、「トップと補佐役」に接する機会がありますが、やはり、この関係がきちんと機能している会社ほど強いですね。










