ヤマ勘経営では会社を潰しますよ!!(2)

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ヤマ勘で利益が正しくとらえられないもう一つの理由は、
一般的に売上は多くても手元にはそんなに多くの利益は残らないからです。
(逆にかなりの経費がかかるからです。)
仮に1億円の売り上げがあったとして儲かっている会社は500万円ぐらい利益を上げます。
(当然経費は9500万円かかっていることになります。)
利益がゼロの会社は1億円売上があって、1億円の経費を使っています。
(あたりまえですよね。)
儲かってない会社は1億円の売上を上げて500万円の赤字を出します。
(当然経費が1億500万円かかっていることになります。)
そこで問題なのはヤマ勘で(帳簿を付けずに)9500万円と1億円と1億500万円の経費の差がわかるかどうかです。
少なくても私の経験ではわかりませんでした。(それがヤマ勘でわかれば帳簿なんてつける必要はないわけですが。)

最近テレビでナイナイの「ごちになります」という番組が放送されていますが、わずか10万円ぐらいの勝負でも多い方は12万円ぐらいに感じたり、ある方は8万円ぐらいに感じるわけです。
人間のヤマ勘はそんなにきちんと働くわけではありません。
ましてや事業をやっていると億単位のお金が動くわけですから帳面なしにいくらかかったなんてわかるはずはありません。
以上2つの理由により、ヤマ勘では正しい利益を把握することはまず不可能なわけです。
ただ問題なのは、9500万円で経費を抑えた会社は優秀な会社で、1億円経費を使った会社はあまり良くない会社で、1億500万円使った会社はダメな会社となるということです。
そして、経費をちゃんとコントロールする習慣がない(どんぶり勘定で帳簿付けがいい加減な)会社はついつい1億500万円使ってしまうわけです。
逆に経費をちゃんとコントロールしている(帳簿付けをきちんとできている)会社は9500万円にきちんと抑えることができて(もしくは売上をもうちょっと頑張って1億500万円にすることができて)着実に利益を500万上げることができるわけです。
実はこれが帳面を付ける一番のメリットです。
ヤマ勘ではわからない利益を確実にとらえそれをもとに作戦を立てる(経費を節約したり、売上げを上げる努力をしたり)ために帳簿づけが必要なわけです。
もし「儲からない儲からない」と毎日のようにぼやかれていらっしゃるんだったらその前に『きちんとした帳簿を付ける』ことから始めてみませんか!!
ヤマ勘経営からの脱皮が儲けるための近道だと思います。
これが私の税理士ライフ26年で確証を得た真理です。